フランクフルトモーターショー2017で見た VW up!GTI

突然ですが、オフィス・キートスの社用車はフォルクスワーゲンの小型車、Up! です。新開がまだ会社員だった2012年9月の日本導入を待って購入、開業後もそのまま大切に乗り続けています。

当オフィスの愛車、フォルクスワーゲン Move Up。外車だけど軽より安い149万円(当時)。

小さなボディーで狭い路地も苦なく入っていけるし、長距離の高速道路移動でも疲れが少ない。お客様の範囲が広くて車移動が多い我々には大変ありがたい車です。日本車と比べ荷物を積むスペースやドリンクホルダーの数が少ないなど、不便なところもあります。しかしさすがアウトバーンで鍛えられた車なのだなぁと感じさせる高速安定性があります。……前置きが長くなりました。

さて、昨年ドイツに出張した際、フランクフルトモーターショーに行っていろいろと情報収集をしておりました。すると、フォルクスワーゲンのブースで Up!のスポーツモデル Up!GTIが発表されていましたので、スペックをじっくり確認してきました。

外観は、マイナーチェンジ後の現行High UPをベースに、フロントマスクにGTIの赤いライン入り。

Up GTI Exterior

フロントに赤いラインが入りキリッとしている部分と大型のホイールが装着されているのが印象的

横から見るとほぼ2ドアのMove UP。でもGTIエンブレムとホイールの存在感が光る。

そして、2017年9月にドイツ本国で発表されたスペックがこちら。展示車両の情報をピックアップしてオフィス・キートスでまとめましたので、日本導入仕様とは異なる可能性もあります。

燃料消費量が日本と違い、1Lのガソリンでどれだけ走れるかではなく、100km走行するのに何リットルのガソリンが必要かという表記でした。(フィンランドの友達に燃費の話を聞かれたときに通じなかったのも納得です)。スペックを見るととても楽しそうな車です。燃費面でも必要十分な数値がでています。

ここからは写真をダイジェストで。

内装はGTI伝統のチェック柄シート。6速ミッションのシフトノブも気になります。

UP GTI Engine

エンジンのモックアップを発見。現行ポロと同じ1.0ℓのTSIターボエンジンを搭載

Up GTI engine room

エンジンルームにはこのように収まる。今のUpの1.0ℓ NAエンジンよりも大きくなっています。

Up GTI Fuel CAP

給油口は現行と同じ鍵付きタイプ。コスト削減のため? キャップを開けるのに鍵が必要です。このあたり日本車ではなかなか考えられない仕様ですね。

Up GTI

運転席に座ってみました

日本導入が待ち遠しい車です。今乗っているup!もとてもいい車ですが、やはりマニュアル車に乗りたい!! という気持ちもあり、次期オフィス・キートスの社用車として最有力候補です。日本での発売を心待ちにしたいと思います。

という記事を、半年前に下書きして今まで大切に取ってありました。その理由はまたそのうちに……。