ごあいさつ

文系の技術と知見で
ものづくり企業を応援したい

はじめまして。オフィス・キートス 代表の新開潤子です。

私は大学卒業後、雑誌編集者・ライターとして10年ほど活動した後、製造業の機械メーカー兼加工屋に転職し、10年半勤務しました。最初の10年は「情報を集め、整理して、アウトプットする」というライターとしての技術の土台を固め、製造業での10年はものづくりについて幅広く学ぶことができました。

さて、製造業では次のような方々や事例にお目にかかる機会が多く、異業種から飛び込んだ私にとっては驚きの連続でした。

□ 会社のホームページがなく、営業や採用で苦労される社長様
□ 良い商品があるのに、PRの仕方がわからず「全然売れない」と途方に暮れるメーカーさん
□ チラシを作るとき、印刷屋さんに製品を理解してもらえず、何度も作り直しても残念な仕上がり
□ 展示会で、真っ白なブースにテーブルと椅子とカタログだけで「成果ゼロ」と落ち込む出展者
□ ものづくり補助金の申請書をがんばって自分で書いてみたが、何度も不採択となる社長様
□ 海外ユーザーとの契約交渉が甘くて集金に失敗し、大赤字を計上した企業

上記のようなケースは全て、私が持つ編集・ライティング(執筆)の技術と語学力・交渉力で解決可能な課題ばかりでした。特に製造業ではライターの技術がお役に立てる伸びしろが大変大きく、大きなニーズを感じておりました。そこで多くの企業やお店の商売繁盛・売上アップのお手伝いをしたいと思い、2016年10月に独立開業いたしました。

オンリーワンの「ハイブリッド支援」が進化しています

おかげさまで多くの素晴らしい出会いに恵まれ、私が得意とする「説明しにくい製品や技術」をさまざまな媒体を通じて言葉にする業務を柱に、多くのものづくり企業をサポートさせていただいてきました。また、「ものづくり補助金 最強の採択メソッド」「中小企業のための補助金ハンドブック」(いずれも日刊工業新聞社刊)などの編著書も発行することができました。

一方、ご依頼を請けられるキャパシティに限界があるため「いつも忙しそう」「なかなか頼みにくい」というお声もあり、ご依頼を請けられない、また時間をいただくこともある状況でご迷惑をおかけすることも増えてきました。

オフィス・キートスの願いは、できれば短期的なサポートではなく、長期的な視点から企業の業績向上、商売繁盛を全面的にサポートすることです。そして、我々は現在も中小企業支援の現場に定期的に入りながら勉強を続けて経験・知見を積み増しており、独自に積み上げてきた「ものづくり×文系」のハイブリッド支援はパワーアップしています。

そこで、このたび独立4周年を迎えた2020年10月より、これまで一部のお客様で対応していた定期訪問サポートを「顧問契約サービス」として提供することにしました。今後は顧問先のお客様に優先的に、当オフィスの知見を全力で投入して参ります。どうかご理解・ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

2020年10月
オフィス・キートス
代表 新開 潤子