ディスプレイの展示会「1000 DESIGN」by 彩ユニオン

今日は、前職の頃から大変お世話になっている株式会社彩ユニオンさんのプライベート展示会「1000 DESIGN」にやって来ました。場所はアクロス福岡です。

彩ユニオンさんは、百貨店などの店舗ディスプレイ、海外ブランド&自社ブランドのマネキンで実績豊富な企業ですが、私がお世話になっているのはズバリ「展示会の装飾」です。店舗ディスプレイに強いだけあって展示会の装飾にも大変強く、前職では何度もブースデザインから施工までお世話になりました。

展示会の装飾といえば、多額の費用をかけて魅力的なブースを作っても、数日の会期が終わったら壊してしまうのが一般的です。その点彩ユニオンさんでは、ディスプレイ部材の標準化、店舗ディスプレイとの共通化、必要な期間だけレンタルできるシステムと、豊富な実績からくるデザイン、職人技の木工造作を組み合わせることで、出展者の費用負担を抑えてくれます。説明が長くなってしまいましたが、要はレンタルの標準品と職人造作を組み合わせて安く施工いただけるということです。

今日の展示会では、彩ユニオンさんが新しく導入したディスプレイを見学することができました。まず気になったのはこちら「クイックトラス150」です。

これまでのトラスは金属製の300㎜角の柱が一般的で、部材が重く施工が大変で、運搬にもコストがかかっていました。このクイックトラス150は樹脂製で、白と黒が選べ、簡単な施工で自由度高く、ブースやディスプレイに使うことができます。もちろん展示会期間のみのレンタルも可能です。

次に、布を使ったスクリーンタイプの壁材「SA LIGHT」です。

フレームに布を張った高さ240㎝のアイテムを展示会の壁に使うアイデアです。上の写真は布をスクリーンとして使い、裏側から反転させた動画を映していました。新しい! そして、この布にあらかじめ画像を印刷して、内側にライトを仕込めば、こんなアクティブなディスプレイにもなります。応用の幅が広いですね。

そして、ちょっとした工夫で商品を良く見せるアイデアもありました。

こちらの時計のディスプレイ、実は

枠を置いただけ! ガラスも何もありません。それでもフレームで空間を仕切ってあげるだけで、時計が高級品に見えてくるから不思議です。

他にもオリジナルブランドのマネキン、私はあまりなじみがありませんでしたが、商品を美しく見せる工夫が随所に施されていました。店舗什器にもアイデアがいろいろで、プロってすごいなー、と感心しきりでした。

オフィス・キートスでは、展示主催社~出展社としての経験から、「効果の出る」展示会の企画・プロデュースも承ります。出展予定、でも展示内容でお悩みの企業様がいらっしゃいましたらぜひお声がけください。

【取材協力】
株式会社彩ユニオン 名古屋支店
https://www.saiunion.co.jp/