タブレット×TWOMON USBでPCのマルチモニタ化にチャレンジ

オフィス・キートスの安城オフィスは、
JR安城駅1階のコワーキングスペース「KEYPORT」の中にあります。

駅構内のロケーション、スペースの雰囲気、便利なミーティングルームなどについては、
3月1日のブログ記事 安城オフィスができました! で紹介しました。
入居から2ヶ月ちょっと、とても快適にお仕事させていただいています。

が、ひとつだけ、改善したい点がありました。
それは私の占有スペースである「固定席」の幅が狭く(約80cmしかない)
モニタをもう一台置くスペースがなくて、
パソコン画面をマルチモニタ化できないことです。

私の仕事は「資料を並べて見ながら何か書く」
「データを参照しながら資料をまとめる」
「記入例を参考に書類を作る」というようなケースが多く、
ノートPCの1画面だけでは
「こっちを閉じて、この画面を開いて、えーっと資料どこに開いてたっけ」
となってしまって大変効率が悪い。

しかも自宅のオフィスでは、マルチモニタでの仕事にすっかり慣れてしまっているので、
事務所が1画面しかなくてモタモタするのは結構なストレスでした。

いうことで、事務所の限られたスペースの中でのマルチモニタ化を検討しました。
私の場合はお客様の前で、その場で内容を見ながら資料を作成するケースもあるので、
必要な場面では外出先でも使えること、というのも条件です。

モバイルディスプレイか、タブレットか??

モニタ増設に当たり、まずはモバイルディスプレイを検討しました。
あれこれ調べて候補をこの2つに絞り込み。

Gechic On-Lap 1101H
ASUS MB169シリーズ

しかし、デスクトップ用の大きいモニタは2万円切るのもあるのに、
モバイルで価格が2万円台半ば~3万円台で結構高いな……とちょっと引き気味に。
さらにモニタの機能しかない場合、持ち運ぶのが億劫になるような気もしました。
最終的に買わない決め手になったのが、ASUS MB169 の大きさ。
15.6インチってA4よりひと回り大きくて、私のカバンの中で最大の大きさ、重さになる!!
と思ったら、モバイルディスプレイの線は消えました。

別途、タブレットが欲しい状況がたびたび発生していたこともあり、
タブレットをサブモニタとして使えるようになれば一石二鳥だと思って調査開始。
先達の記事を拝見し、実現できそうだったので、買いました!

ASUS Zenpad 10

モニタとしても使うことを考えて、大きめの10インチを選択しました。

タブレットの置き場:ブラケットを設計・製作

狭いスペースの中で、タブレットの置き場をどう確保するかもいろいろ考えました。
タブレットをメインPCの横に置こうとすると、メインPCを横にずらさなければならず、
従って操作する私も幅80cmのブースの中で横にずれる必要がでます。
ただでさえ狭いのに、もっと狭くなる。そんなのイヤ!!

メインPC1台だけでも横幅にギリギリ感が漂う

そこでパソコンの上のスペースを活用できないか考えました。
自分で図面を引き、仲良しの板金屋さんにブラケットの製作を依頼。
結果、できあがったのがこの部品です。

幅80cm、奥行き2cmの専用ブラケット

これを設置してみると、PCの上にぴったり収まっていい感じになりました。

ブラケット設置の図。
測ったようにぴったり。(測ったのですが)

本日、晴れてPCとタブレットの接続作業を行いました。

以前から目をつけていたタブレットをマルチモニタとして使うアプリ「TWOMON USB」を
Google Playで980円で購入。
設定の方法はこちらのサイトを参考にさせていただいてうまくいきました。
ノマどる さん、ありがとうございます。

デュアルモニタ化、完了!

気になる使い勝手ですが、普通のマルチモニタのように2画面を自由に行き来できます。
解像度も自由に設定できるため、画面がフルに使えて快適。
マウスのポインタの動きが気持ち遅いかな……という気もしますが
気にしなければ気にならないレベルです。

これで1画面の不便から開放されて、仕事の効率化を図ることができると思います。
良かった!
明日からは1.3倍くらいのスピードでお仕事できるようにがんばります!!