講演「“待つ町工場”から“考えるモノづくり企業”を目指して」を聴講


本日夜は、刈谷商工会議所主催の「刈谷モノづくり大学大学院MBA講演会」。横浜の板金屋さん、海内工業株式会社の海内美和社長の講演「“待つ町工場”から“考えるモノづくり企業”を目指して」を聴講してきました。板金屋さんの中でお仕事させていただいているオフィス・キートスとしては、どうしても聞きたかったお話です。

1958年創業の板金屋さんの3代目として、従業員27名の会社を率いる海内社長は現在34歳。海外留学、金融機関勤務を経て海内工業に入社、リーマンショックを乗り越えて30歳で社長就任。営業部のない「待ち工場」から、営業部を作り、技術開発部門を作って「考える町工場」にシフトし、見事に海内工業の舵を切る様子に触れることができました。また、金融機関勤務の経験からアナリスト的な視点から俯瞰した外部環境分析が役立っており、若いころの経験は後で役に経つことがあるなぁ、と自分の経験も踏まえて思いました。

後半のワークショップでは近くのバネ屋さんとの素敵な出会いもあり、今日来て良かったです。リアルな板金屋さんのお話あれこれ、ものすごく勉強になりました。海内社長、ありがとうございました。行動してみよう。