ものづくりライターの新開です。2023年11月の国際ロボット展2023で、SUS株式会社の「SiO」の話を聞き、町工場の生産性向上に大いに使えそう! と思いました。これならきっと、私でもできる。そして私でもできれば誰でもできる! と思い、さっそくトレーニングキットを購入しましたので、その模様を数回に分けてレポートしていきます。
プログラムの知識がない私でもできれば、きっと誰でもできる!
町工場の皆さんにご紹介できるように、やってみます。
SiOと、SiOtの違いは 通信機能
最初に「どのキットを買うか…」でちょっと迷ったので、シリーズのご紹介をしたいと思います。私はSUSさんから事前にカタログをいただいていましたので、SiOと、SiOtの2つのシリーズがあることはわかりました。赤と青は、SiOとSiOtの概要と、それぞれの活用事例が豊富に紹介されています。白いカタログはどちらにも使えるオプションのカタログです。 ※欲しい方は下記の公式サイトのお問合せからSUSさんにお問い合わせください。
SiOとSiOtの違いは、通信機能の有無です。
- SiOは、日本語選択式の簡単プログラムで現場の電動化や改善を行う、SiOの基本形
- SiOtは、SiOにEthernet通信機能がついたシリーズ。無料ソフト「IoTプログラマー」との連携で、「メール送信」「ログファイル保存」「タクトタイム計測」などができる
今回は、このコントローラでSiOトレーニングキット(SIO-L20)のトレーニング内容もカバーできるというコメントを見て、パソコンでのメール送信もあった方が良いかな…と思い、通信機能付きのSiOtを購入しました。
購入先はモノタロウで、SiOtトレーニングキット(品番:SIO-L25)は20,000円(税込22,000円)です。
※SiOシリーズには、いろいろな組み合わせで基本キット、スターターキット、トレーニングキットが用意されています。
すぐにプログラムを始められるセットが到着
SiOtの操作トレーニング用にツールと入出力機器が入っていました。付属のCDにはSiOプログラマー、IoTプログラマー、チュートリアル動画、サンプルプログラム8例がインストールされています。
2つの無料ソフトをインストール
さて、内容を確認できたところで、次はパソコン側の準備を始めます。最初に流れを確認すると、こんな感じ。
SiOコントローラを設定するソフト「SiO Programmer」と、IoT設定用のソフト「IoT Programmer」の2つをインストールする必要があります。どちらのソフトも、付属のCDまたはSUSのサイトから無料ダウンロードになっています。
私も問題なくソフトを2つインストールできて、準備が整いました。ということで、続きはまた次回! ものづくりライター新開でした。
「現場力」を強化する SiO by SUS
https://sio.sus.co.jp/
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