知名度ゼロの新工法が、初出展で代理店契約まで|展示会ブースター

建物の外壁タイルの浮きを、剥がさずに直す新しい工法。課題を解決した工法ではあるものの、新しいがゆえに知名度はゼロでした。「この工法は誰のどんな課題に効くのか」を整理するワークショップから始め、展示会の選定からブース、当日の接客、アフターフォローまで一式をお手伝いしました。

プロデュースのポイント

外壁タイルの浮き補修は、これまで浮いたタイルを剥がし、似た色のタイルを探して貼り直すのが一般的でした。

しかし再び剥がれたり、色の違いが目立ったりする。工事中は騒音・粉塵・振動が出て、入居者からのクレームにもなる。

Jfp工法(ジャストフィットピン工法)は、浮いたタイルの上から低振動・低騒音・無粉塵で穴を開け、ピンを挿して固定するという、まったく別のやり方でこの問題を解いた工法です。

ただ、新しい工法なので誰も知りません。「展示会に出れば広まるのではないか」??そこからのご相談でした。

■ 「誰のどんな課題に効くのか」から整理する

ブースの話をする前に、ワークショップから始めました。優れた工法であることは間違いない。では、それを一番ありがたいと思うのは誰なのか。そこが決まらないと、出る展示会も、掲げる言葉も決まりません。

■ 分かる人にだけ、ストレートに書く

壁面には「クレームの起きない タイル・モルタル 浮き補修工事」と、そのまま書きました。「浮き補修工事」という言葉が分かる人だけ来てくれればいい、という判断です。工法名を大きく出しても、知られていない以上は意味がありません。困りごとの側から書きました。

■ クイズにして、探してもらう

右側の壁は「補修跡、見つけられますか?」というクイズ形式にし、補修後のタイルの写真を並べました。すると、真剣に補修跡を探す人が続出。「跡が残らない」という工法の一番の価値を、説明せずに体験してもらえました。ブースでは施工のデモも実施し、デモのたびに何度も人だかりができました。

初めての出展で、その場での現場調査の申し込み、後日の現場調査から成約、さらに施工代理店の契約増まで広がりました。以降も毎年2回のペースで出展が続いており、装飾はそのまま使い回していただいています。

担当者コメント(新開より)

新しい工法や新製品ほど、名前を大きく出したくなります。でも、知られていない名前は、大きく出しても素通りされるだけです。それより「あなたが困っているのはこれですよね」と、相手の側の言葉で書く。「補修跡、見つけられますか?」も同じで、こちらが説明するより、来場者自身に探してもらったほうが早く伝わります。

Jfp様|展示会ブースター プロデュース事例
ジャパンホームショー&ビルディングショー2024に出展したJfp株式会社様のブース

会社名:Jfp株式会社
業 種:外壁タイル・モルタルの浮き補修工法メーカー(ジャストフィットピン工法)
展示会:ジャパンホームショー&ビルディングショー2024