こんにちは! ものづくりライターの新開潤子です。

2023年10月31日、東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2023」に行ってきました! 入場前から凄い人、人、人。普段行っている製造業の展示会とは注目度が違います。来場者数はなんと111万2000人で、100万人の目標を突破したとのことです。

この中から気になったところや写真が撮れたところをアップしていきます。

コンセプトカー、エコカー、新型車が集まった東ホール

東ホールは、以前のモーターショーのように自動車メーカーの展示が並び、各社自慢のコンセプトカーや新型車が輝いていました。順番に見ていきます。

トヨタのブースはかなり広くて、注目の展示がたくさんありました。SUVも箱形モビリティ「カヨイバコ」も良かったけど、こういうスポーツカーっぽいのがかっこいいですね。

トヨタのコンセプトカー
トヨタ「カヨイバコ」

続いてLEXUSのブースで見たコンセプトカー。流線型のデザインの美しさはもちろんですが、自動運転車なのでもはやハンドルもありませんでした。他社のコンセプトカーでも敢えて運転席を後ろ向きにしてるのもあり、私達が手を触れずに移動できる時代がもうすぐそこまで来ているかもしれません。

LEXUSのコンセプトカー

日産のコンセプトカーもかっこよかった。こちらはガルウイングのドアが開くパフォーマンスを見ることができました。

日産のコンセプトカー「HYPER FORCE」

こちらも日産。インテリア空間がもはやクルマではないラグジュアリー感です。フロントシートも後ろ向きになってました。

日産のコンセプトカー。フロントシートも後ろ向きです。

コンセプトカーで一番現実離れしていたのはこちら、スバルの「SUBARU AIR MOBILITY CONCEPT」。平らなボディに5つのプロペラがついた「空飛ぶクルマ」です。人が多すぎてなかなか近づけず、遠目に拝むのみになってしまいましたが、夢があります。コンセプトモデルではありますが、さすが航空宇宙事業にも取り組むスバル!

SUBARU AIR MOBILITY CONCEPT

コンセプトカーの中で、現実路線で楽しみになったのはこちら、ダイハツのGRコペンです。今も6速マニュアルの白い小型車に乗っている私、後継にちょうどいいので期待して待ってます。

ダイハツのGRコペン

自動車以外のモビリティいろいろ

さて、今回のモビリティショーの見どころといえば、自動車以外のモビリティではないでしょうか? 写真が撮れたものを順番に行きます。まずはホンダの新しいコンパクト2輪「モトコンパクト」。昔、ホンダの小型スクーターで折りたためる「モトコンポ」っていうのがありまして、そのオマージュのようです。これは折りたためる電動スクーターで、持ち運びも可能とのこと。今年中にアメリカで発売予定のようです。

HONDA モトコンパクト

こちらは近距離向け1人乗りモビリティのWHILL。実際に乗らせてもらって、機動力の高さにびっくり。数分で操作をマスターできて、自由に動けるようになりました。車椅子やシニアカーの代わりにも良いと思います。既に市販されています。

WHILLの近距離1人乗りモビリティ

ひときわ目立っていたのがこちらの四足歩行型ライド「SR-02」。4人乗りで、災害現場での活用などを想定されているようでした。動くところを見たかった!

4足歩行型ライド SR-02

空飛ぶクルマというか、人が乗れるドローンの展示も多くありましたので4連発。結局のところ、人が乗れるようにすると大型化してヘリコプターっぽくなっていくようです。

スカイドライブ
AIR-X
ホンダのe-VTOLコンセプト。揚力を得るためのモーターと、推進力のためのプロペラがついている
JOBY

最後に会場で出会ったロボットを紹介します。ガンダムっぽい風貌の搭乗型ロボット「アーカックス」は、なんと動くそうです。動くところを見たかったです。

ガンダム風の搭乗型ロボット「アーカックス」

他にも紹介したい乗り物・モビリティがいっぱいで、部品メーカーの展示も大変勉強になり、1日じゃ全然足りませんでした。公式イベントの大反省会で、豊田章男さんとマツコ・デラックスさんが「毎年開催にしたら」と仰ったようです。私も大賛成です。次回も楽しみにしています。

以上、ものづくりライターの新開でした。

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