2018年10月23日からの2日間は、ドイツ・ハノーバーで開催された世界最大の板金加工機械の展示会「EuroBLECH 2018」に行ってきました。ハノーバー・メッセは昨年の「EMO Hannover」に続き2度目の訪問になりました。
会場は相変わらずのビッグスケール。今回は8ホールに世界40か国から、1,507社が出展。5万人以上の来場客が、世界中から集まりました。
昨年のEMOと比べると、使っているホール数は半分くらいかな……。そこは「工作機械」と「板金機械」のマーケットの差が出ているような気がしました。それでも会場は活気にあふれ、最新機種が注目を集めていました。全体的に感じたのは、大規模な自動化・一元管理の提案が目立っていたことと、レーザ切断が高出力化していた点でした。
自動化・一元管理の面では、Trumphブースで工場内の物や人の位置を把握して効率的な生産を目指す「Track&Traceを」のデモンストレーションが目立っていました。
スイスの板金機械メーカー Bystronicでは、プレスブレーキに着脱ができるロボットユニット「Mobile Bending Robot」が注目を集めていました。夜間だけ自動運転に切り替えられるので、これからニーズが高まりそうです。レーザ切断機ではファイバー12kW機がお披露目され、ここにも人だかりが。
さて、個人的におもしろかったのは、聞いたこともないようなドイツ・イタリアやフィンランド等の板金機械メーカーのブースです。
いつもお世話になっている台湾のKANFONも新モデルを展開していました。デザインやオペレーションソフトを一新したサーボプレスの新型機と、レーザ複合加工機を展示して、10か国以上から引き合いがあったそうです。KANFONは日本でもサービス、サポートを展開しており、各地で導入が進んでいるとのことです。
ということで、ユーロブレッヒでは世界の最新の板金加工機械のトレンドに触れることができただけでなく、さらにお取引先、お世話になっている皆さまに久しぶりにお会いできる貴重な機会となりました。現地でお会いした皆さま、ありがとうございました!!
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