ものづくりライターの新開潤子です。

2023年10月25日~27日にポートメッセ名古屋で開催された「Factory Innovation Week 2023」で、気になったブースを紹介します。

驚きの低価格で協働ロボットの導入をサポートする「コボタロウ」

「コボタロウ」ブースはロボットの展示会「ロボデックス」のゾーンでひときわ目立つ展示をされていたので、話を伺ってみました。対応してくれたのは「コボタロウ」を運営している株式会社OMKS(オムクス)の太田龍一社長でした。話が盛り上がってツーショット写真を撮り忘れたのが残念です。

さて、「コボタロウ」は、ロボットシステムインテグレーターであるOMKSが今年からスタートした協働ロボットの新サービスです。

コボタロウ|株式会社OMKS

サービスの特徴は、協働ロボットの導入費用が圧倒的に安くて早いこと。

OMKSさん自体がロボットシステムインテグレーターで、主に中国のロボットメーカーから直接契約で一括仕入れをされているということで、従来のロボット導入フローと比較すると「圧倒的に安くて早い」を実現できているということです。

コボタロウの安さの秘密(コボタロウのパンフレットより)

コボタロウは、既にロボットシステムインテグレーターとして数多くのロボットを扱っているOMKSさんの実績があるため、

 ①導入環境のコンサルティング
 ②自社工場で機械製造
 ③ロボット人材の育成をサポート

という強みがあります。これによりお悩み解決から導入までをワンストップで、トータルサポートしてくれるということです。製造現場には精度の要らない単純作業もまだまだありますので、協働ロボットの活躍の余地は大きいはず。そして500万円で導入できるのであれば、特定の業務範囲をロボットに任せる選択肢も現実的になってきます。

そんな背景もあってか、コボタロウは直前の大阪展に初めての出展、今回の名古屋展が2回目の出展で、2000件以上の引合いが殺到しているそうです。来月には大阪ショールームもオープン予定とのこと。これから益々ニーズが高まりブレイクの予感がするコボタロウ、今後も注目して行きたいと思います。

【取材協力】
株式会社OMKS(オムクス) コボタロウ
[コボタロウ] ウェブサイト https://cobotaro.com/
(新しいウインドウが開きます)

以上、ものづくりライター新開でした。

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