1つの装飾で、半年に4つの展示会へ|展示会ブースター

ゴムメーカーのクズハラゴム様が提案する「マスキングゴム」。その良さを「ありがたい」と感じてくれる人にだけ足を止めてほしい——そう考えて、「マスキングテープ、もうやめませんか?」という呼びかけからブースをつくりました。この装飾は半年間で4つの展示会に使い回し、どの会場でも良いお話をいただいています。

プロデュースのポイント

塗装工程のマスキングは、テープで行うのが当たり前とされてきた作業です。だからこそ「テープをやめる」という発想自体がまだ知られていません。製品名を掲げても伝わらないと考え、来場者がすでに困っていることのほうから声をかけました。

■ 呼びかけの形にして、相手を選ぶ

「マスキングテープ、もうやめませんか?」。テープの作業に手を焼いている人にだけ刺さる言葉です。そうでない人は通り過ぎて構いません。立ち止まった時点で、その人はもうマスキングゴムを必要としている人です。

■ 来場者の心の声を、先回りして書く

キャッチコピーの下に、吹き出しを4つ並べました。「貼るのもはがすのも時間がかかる」「スキマができやすい」「人によって上手/下手がある」「とにかく面倒」。自分が日頃思っていることがそのまま書いてあると、人は足を止めます。

■ 1つの装飾を、4つの展示会で使い回す

ものづくり岡崎フェア2025(8月)でつくった装飾を、エアロマート名古屋(9月)、メッセナゴヤ(11月)、SURTECH2026(2026年1月)と、そのまま使い続けていただきました。タペストリーは会場やブースサイズが変わっても使い回せるため、2回目以降は追加のデザイン費なしで同じクオリティのブースを再現できます。出展のたびに一からつくり直す必要はありません。

結果は、どの展示会でも良いお話をいただくことができました。

担当者コメント(新開より)

「マスキングゴム」という製品名を大きく出しても、知らない人には何のことか分かりません。それよりも、相手がすでに困っていること——テープを貼ってはがす手間——のほうから声をかけたほうが早い。呼びかけの言葉ひとつで、通り過ぎる人と立ち止まる人が変わります。半年で4回、同じ装飾で回していただけたのも嬉しい結果でした。

クズハラゴム様|展示会ブースター プロデュース事例
クズハラゴム様|展示会ブースター プロデュース事例
ものづくり岡崎フェア2025に出展した有限会社クズハラゴム様のブース

会社名:有限会社クズハラゴム
業 種:ゴム製品の製造(材料選定・評価・成形・金型・測定)
展示会:ものづくり岡崎フェア2025(8月)/エアロマート名古屋(9月)/メッセナゴヤ(11月)/SURTECH2026(2026年1月)