こんにちは、ものづくりライターの新開です。先日、横浜市にあるトルンプ株式会社 テクニカルセンタでハンドレーザ溶接を体験しました。使わせていただいた装置は、ハンドレーザ溶接機「TruLaser Handy」です。Trumpf製レーザ切断機からレーザ伝送用ファイバーを分岐して、手持ちで溶接できる設備です。
緑色もレーザ遮光パネルで囲まれたレーザ溶接専用ブースでのチャレンジです。まずはオペレータのデモを見せていただき、説明を聞いて……。
レーザ遮光用の溶接面を装着。レーザは直接目に入ると危険ですので、必ずレーザ遮光アイテムを身に着けます。
いざ、レーザ溶接開始。私はレーザ溶接の経験はありますが、この機種は初めてですので、緊張が走ります。
条件が揃い、手元のトーチにあるボタンを押すと溶接スタート。スーッと走って一瞬で終わりました。
治具を半分はずした状態です。おっ、結構キレイに溶接できているかも?
これが完成品です。CW発振(レーザ光の連続照射)によるなめらかなビード(溶接跡)ができています。溶接強度・溶け込み深さも十分な様子。トルンプ製レーザ加工機がある企業なら、仮付けや薄板溶接にいろいろ使えそうです。
教えていただきました皆さま、どうもありがとうございました!
以上、ものづくりライターの新開でした。
【取材協力】
トルンプ株式会社 |
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